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【学年別】中学で勉強が急に難しくなるのはなぜ?つまずきやすい単元と家庭でできる解消のコツ

【学年別】中学で勉強が急に難しくなるのはなぜ?つまずきやすい単元と家庭でできる解消のコツ

はじめに:中学校の勉強で誰もがぶつかる「壁」

小学校のテストではそこそこ点数が取れていたのに、中学校に入った途端、30点以下になってしまったり、勉強についていけなくなったりする子は少なくありません。

これは、決してお子さまの努力不足や頭が悪いからではなく、中学校の学習内容が「急激に難しく、抽象的になる」からです。小学校のときのような丸暗記が通用しなくなるため、一度つまずくと自力で抜け出すのが難しくなります。

今回は、中学生が特につまずきやすい単元を学年別に徹底解説し、ご家庭で今日から実践できる具体的な対策方法をご紹介します。

学年別!つまずきやすい単元と、家庭でできる「初期対策」

◆ 中学1年生:小学校との「内容・指導の違い」の壁
中学1年生では、数学の正負の数や文字式、英語のbe動詞と一般動詞の区別でつまずきが見られます。小学校の「具体的で目に見える算数」から、マイナスやアルファベットを使う「抽象的な数学」への変化に戸惑うお子さまが多いためです。さらに、担任の先生が細かく寄り添う指導から、教科担任によるスピード重視の授業(指導内容)へと環境が大きく変わるため、一度遅れるとついていくのが難しくなります。

【家庭での対策】 これらの単元では、基礎の再確認が何よりも重要です。数学では具体例を使って計算の意味を視覚的に理解させたり、英語では日本語にはない概念やルールを繰り返し声に出して練習したりすることで、混乱を避け、理解を深めることができます。

◆ 中学2年生:急に難しくなる「応用問題」の壁
中学2年生になると、数学の「連立方程式」や「1次関数」、英語の「不定詞」といった応用単元でつまずく子が一気に増えます。

文章題から式を立てられなくなったり、グラフと式の関係が結びつかなかったり、英語の複雑な訳し方に悩んだりしがちです。

【家庭での対策】
数学では、図や表を使って問題の状況を視覚的に整理する癖をつけましょう。英語では、文章全体の中でその文法がどういう役割をしているかを意識させることが大切です。あれこれ新しい教材に手を広げず、同じパターンの基本問題を繰り返し解く「反復練習」で慣れることが効果的です。


◆ 中学3年生:高度な「論理的思考」と「複雑な文法」のパニック
中学3年生では、数学の「2次関数」や「相似な図形の証明問題」、英語の「間接疑問文」や「現在完了形」など、さらに高度な内容が登場します。

特に証明問題での論理的な組み立てや、過去に習った複数の文法(過去形と現在完了形など)の使い分けで大混乱してしまう子が目立ちます。

【家庭での対策】
ここまで来ると、表面的な丸暗記では一切太刀打ちできません。「なぜそうなるのか」を理解するための「基礎の再確認」が不可欠です。数学の証明では手順を1つずつ紙に書いて確認し、英語では複雑な時制や文章構造を視覚的に整理する工夫をしましょう。

まとめ:つまずきは、ここから伸びる「成長のサイン」

中学生の時期は、勉強が急激に難しくなるだけでなく、心も体も大きく成長するデリケートな時期です。

学校のテストが30点以下になってしまったり、授業でつまずいてしまったりすることは、決して諦めるべきことでもありません。むしろ、「ここをやり直せばもっと理解が深まる」という、確かな自信につなげるための成長のチャンスです。

ただ、つまずきの原因が1年前、2年前の過去(あるいは小学校レベル)にある場合、子どもが自分一人で遡ってやり直すのは不可能です。また、親が教えようとすると反発してケンカになってしまうことも多いでしょう。

集団の中で周りと比べられて傷ついてきた子に必要なのは、みんなと同じカリキュラムをこなすことではなく、自分のつまずきに100%付き合ってくれる安心感です。まずはできるところまで戻って、お子さまのペースでリスタートしてみませんか。

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