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周りがテストでソワソワする6月…学校に行っていない子の「勉強の遅れ」を焦らず取り戻す3つのステップ

周りがテストでソワソワする6月…学校に行っていない子の「勉強の遅れ」を焦らず取り戻す3つのステップ

はじめに:6月の定期テスト期に感じる「焦り」との向き合い方

6月中旬から下旬にかけて、中学校では定期テストが実施されます。
不登校のお子さまを持つ保護者さまは「うちの子はこのままで大丈夫なのだろうか」「勉強の遅れが取り返しのつかないことになるのでは」と、1年の中で最も強い焦りや不安、孤立感を感じやすい時期です。

しかし、ここで焦って「テスト範囲だけでもやりなさい!」「少しは遅れを取り戻さないと!」と無理に勉強を詰め込もうとするのは、お子さまの心をさらに追い詰めてしまうため、絶対にNGです。

学校に行っていない時期の勉強は、学校の進度に合わせる必要はありません。今回は、お子さまのペースを最優先しながら、自宅で無理なく学力を積み上げていくための「3つのステップ」を解説します。

焦りは禁物!不登校のお子さまの勉強の遅れを取り戻す3つのステップ

一気に遅れを巻き返そうとするのではなく、以下のステップで「できた!」という小さな自信を育てていきましょう。

◆ ステップ1:勉強を始める前に「安心できる環境」を整える
子どもが「勉強をがんばろう」と思えるようになるには、まず家が「100%安心できる場所」であることが大前提です。
学校に行けていないことへの罪悪感や不安で心がいっぱいになっている状態では、脳がフリーズしてしまい、どれだけ良い教材があっても頭に入りません。

まずは、日常会話の中で勉強の話題を一度脇に置き、お子さまの好きなことや趣味の話を笑顔で聴いてあげる時間を増やしましょう。「学校に行っていなくても、自分の存在を認めてもらえる」という安心感(心のエネルギー)が溜まって初めて、子どもは次のステップへ進むことができます。

◆ ステップ2:教科書の「1ページ」「1問」から始める
エネルギーが少し溜まってきたら、いよいよ勉強のスタートですが、ここでの最大のコツは「ハードルを極限まで下げること」です。

何ヶ月分、あるいは何年分もの遅れを目の前にすると、大人でも気が遠くなりますよね。お子さまに「今日はこれを全部やろう」とワークを差し出すのは挫折の元です。

・「今日は教科書を1ページ読むだけで終わりにしておこう」
・「ワークの1問目だけ、一緒に解いてみよう」

このように、5分〜10分で絶対に終わるスモールステップから始めましょう。「今日も予定通りにできた!」という小さな達成感の積み重ねが、勉強への苦手意識を少しずつ溶かしていきます。


◆ ステップ3:「わからない原因」まで思い切って遡る
中学生の勉強、特につまずきやすい「数学」や「英語」は、過去の基礎が積み重なってできています。現在習っている単元がわからないのは、実は小学校の算数のルールや、英語の初期の文法が抜けていることが本当の原因であるケースがほとんどです。

学校の進度を追いかけるのは一度やめて、お子さまが「ここなら確実に解ける」という学年や単元まで、思い切って遡って(引き算して)勉強をスタートさせましょう。急がば回れで、基礎の土台を固めることこそが、結果的に最も早く遅れを取り戻す近道になります。

まとめ:学校のペースではなく「お子さまのペース」が正解

周りがテストで盛り上がっていると、どうしても親は焦ってしまいます。しかし、学びの形は十人十色です。学校の決めたスケジュールに合わせられなかったからといって、お子さまの将来が閉ざされるわけでは決してありません。

キツい目標に向かって無理をする必要はありません。大切なのは、世間の進度ではなく「お子さま自身の今のペース」を信じてあげることです。
お家で1ページ、小さな一歩を優しく見守りながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

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