進路選択は中3から？中1・中2から動きだす進路選択～自分を理解することが進路選択の第一歩～

　進路選択に関しては、まず、自分の興味関心や得意分野、なりたい職業を明確にすることが重要です。好きなこと、得意なことを見つけ、その分野で活躍できる可能性を探りましょう。その上で、高校進学では、進学先の特色や教育方針、カリキュラムなどを把握し、自分に合った高校を見つける必要があります。普通科のほかにも、商業や工業などの専門学科や総合学科、定時制・通信制など、多様な選択肢があります。自分のニーズに合った高校を見つけることが大切です。
　将来就きたい仕事から進路を逆算することもおすすめです。その仕事をするためにはどのような資格取得や勉強したらいいのか、それを実現できる進路選択はどのように辿ればいいのかを考えることで選ぶべき進路が見つかるかもしれません。
　保護者や卒業生など、高校選びについて相談できる人に話を聞くことも重要です。そうすることで、自分に適した学校を見つけやすくなります。また、学校見学や体験入学などに参加し、実際の雰囲気を感じて比較することもおすすめです。高校選びは一人ひとりのニーズによって異なるため、自分に合った学校を見つけるためには、さまざまな方法で情報収集することが大切だと言えるでしょう。

　中学卒業後の進路選択は、重要な決断です。様々な選択肢の中から、自分に合った進路を見つけるためには、中学3年生からではなく、中学1・2年生から時間をかけて自己理解を深め、情報収集や相談を行うことが大切です。